１１月１１日の「公共建築の日」と１１月の「公共建築月間」に合わせて、ことしも多彩なイベントが開催される。公共建築協会などで構成する「公共建築の日」及び「公共建築月間」実行委員会は１１月１１日、「ＳＤＧｓと建築」をテーマにした記念講演会を開く。
　また、同１８日には同協会主催の公共建築研究会が開かれる。
　会場はともに東京都文京区の文化シヤッターＢＸホールで、参加申し込みは同協会ホームページの専用フォームなどで受け付ける。いずれも先着順で１２０人の定員に達し次第締め切る。
　記念講演会では尾島俊雄早大名誉教授が「わが国におけるＳＤＧｓの系譜」、岩村和夫東京都市大名誉教授・日本建築家協会ＳＤＧｓ建築ガイド日本版特別委員会委員長が「国連１７のＳＤＧｓと建築環境－ＳＤＧｓ建築ガイド日本版の出版にあたって－」、佐々木真人日本設計環境・設備設計群グループ長が「環境建築・実現に向けての課題」をテーマにそれぞれ講演する。
　「災害と公共建築」をテーマにした研究会では、平成の災害とその教訓で得られた公共建築の役割、機能のあり方を見つめ直し、令和の時代の目指すべき方向性を考察する。