パーティションメーカーのコマニー(石川県小松市、塚本健太社長)は、自社の東京オフィス(東京都千代田区)で社員のさまざまな情報をIT・IoT(モノのインターネット)技術で収集し、より快適なオフィス空間を構築するための実験を進めている。
実験の途中段階では、アンケート・インタビューで、働く空間・エリアの使用用途を利用者が理解していると利用満足度が高くなり、一定の空間・エリアだけでなく、複数の空間・エリアを使えることが、働きやすさにつながることが分かった。一人ひとりの集中とコミュニケーションのバランスが異なる中で、最善の空間を生み出すことが重要としている。実験データを基礎データとし、表れた課題を次の実験段階に生かす考え。