【ゼンリンデータコムとJR北海道】トンネル点検でドローン活用へ 自動飛行の実証実験を開始 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【ゼンリンデータコムとJR北海道】トンネル点検でドローン活用へ 自動飛行の実証実験を開始

 ゼンリンデータコムとJR北海道は、GPS(全地球測位システム)が届かない環境のトンネル内でドローンを自動飛行する実証実験を実施した。JR北海道では、これまで職員が徒歩と目視で実施してきたトンネル内の検査や点検の一部でドローンが撮影した画像を使うことを検討している。
 GPSが届かない環境での安定飛行には、レーザーセンサーやカメラ認識技術でトンネルの断面形状をリアルタイムで把握し、形状をもとに自己位置を認識する技術が必要になる。実験では、廃線となった阿分トンネルを活用し、ドローンを自動飛行させ、トンネル内を飛びきり、内部の動画・静止画を撮影した。
 ゼンリンデータコムは、実験で、 ドローン飛行の技術サポートを担当している。 将来的には、ドローンの撮影画像を使って、 AI(人工知能)による解析なども検討する。

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