東京都は21日、2020年夏季東京五輪に向けた新規恒久施設6施設のうち、完成間近の「東京アクアティクスセンター」と「有明アリーナ」の内部を初めて公開した。水泳競技会場のアクアティクスセンターは、大屋根のリフトアップによる施工合理化と安全性の向上が特徴。
一方、分割した屋根を送り出して全体を組み立てることで工期短縮を図ったのが「有明アリーナ」だ。有明アリーナは電通を代表にした特別目的会社がコンセッション(運営権付与)方式で、五輪後の21年6月から運営する予定になっている。
残る恒久4施設は完成している。