【メンテ省力化へ】荏原環境プラントら開発の小型走行ロボ、ボイラー水管厚さ測定の実証実験に成功 | 建設通信新聞Digital

5月11日 土曜日

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【メンテ省力化へ】荏原環境プラントら開発の小型走行ロボ、ボイラー水管厚さ測定の実証実験に成功

 荏原環境プラントとハイボット(東京都品川区)は、小型走行型ロボットを共同開発し、ボイラー水管厚さ自動連続測定の実証実験に成功した。ボイラー水管厚さ測定に必要だった水管の切断などが不要となり、固形廃棄物処理施設のメンテナンスを省力化する。
 固形廃棄物処理施設では、排熱回収用ボイラー水管の腐食摩耗などの経年劣化を正確に把握するため、定期的にボイラー水管の厚さを測定する必要がある。
 ロボットは、ボイラー水管厚さ測定用の水浸超音波探傷センサーを搭載。ロボットをボイラーの点検口から投入し、測定対象の水管まで走行移動させ、センサーを水管へ挿入、ボイラー水管の厚さを内側から自動連続測定する。実証実験では一連の測定動作で所定の性能を確認できた。

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