【大建協】淡路駅周辺連立事業現場で高校生向け見学会 施工の目玉・直上高架施工機など紹介 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【大建協】淡路駅周辺連立事業現場で高校生向け見学会 施工の目玉・直上高架施工機など紹介

 大阪建設業協会は、高校生を対象とした現場見学会を開いた。堺市立堺高等学校の建築インテリア創造科1年生38人が阪急電鉄京都線・千里線淡路駅周辺連続立体交差事業の現場を訪れた。
 一行が訪れたのは、同事業の8つの工区のうち、淡路駅周辺で工事を行っている「第2工区(崇禅寺~淡路)」で奥村組・錢高組・熊谷組JVが施工を担当している。
 はじめに、奥村組の川端達也工事事務所所長が「きょうの見学会で現場の仕事に興味を持ってもらえたらうれしい」とあいさつ。続いて工事概要の説明があり、その後2班に分かれ、川端所長らの案内で現場を見て回った。延長650mの同工区では直上工法を採用して高架化作業を進めている。生徒らは施工の目玉となる直上高架施工機を熱心に見入っていた。見学後に質疑応答があり、多くの質問が寄せられた。
 連立事業の事業主体は大阪市、施工主体は阪急電鉄。延長7.1㎞(京都線3.3㎞、千里線3.8㎞)にわたる鉄道の高架化工事として区間内17カ所の踏切を除却するほか、崇禅寺・淡路・柴島・下新庄の4駅も高架化する。
 2027年度の事業完了を目指している。

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