【宅都ホールディングス】がん患者向けホテルを開業 大阪国際がんセンター連携宿泊施設として指定 | 建設通信新聞Digital

5月10日 金曜日

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【宅都ホールディングス】がん患者向けホテルを開業 大阪国際がんセンター連携宿泊施設として指定

 宅都ホールディングス(大阪市)は4日、大阪市中央区にがん患者向けホテル「LUXCARE HOTEL(ラクスケアホテル)」を開業する。医師や作業療法士監修のもと、病状によって選択できる複数タイプの部屋を備え、大阪国際がんセンターの連携宿泊施設としての指定を受けている。
 規模はS造14階建て延べ2057㎡。部屋数は48室で、収容人数は116人。1階をカフェレストラン、2階をフロントラウンジとし、3-14階に客室が入る。車いす対応ミストシャワー室のある部屋や約68㎡でキッチンやリビング、ランドリーなどを完備した部屋などを用意している。
 看護資格を持つスタッフが患者や家族の心のサポートや担当医からの指示サポートを行うほか、ホテルスタッフ全員が普通救命講習終了証を取得し、緊急時に迅速な対応ができるようにする。
 建設地は中央区谷町2-2-15の敷地237㎡。設計は新生設計、施工はエルディが担当した。

 
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