【関西鉄筋協組】2019年度技能検定実技試験(組立作業)を実施 担い手確保へゼネコン社員らが見学 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【関西鉄筋協組】2019年度技能検定実技試験(組立作業)を実施 担い手確保へゼネコン社員らが見学

 関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)は11日、大阪府東大阪市の府立東大阪高等職業技術専門校で2019年度技能検定(組立作業)実技試験を行った。
 検定試験は大阪府職業能力開発協会からの委嘱で実施している。実技検定では図面に従い、制限時間内に鉄筋を組み立てる。
 試験会場には鹿島と村本建設の社員も来場した。村本建設の竹下直史パートナーシップ推進室室長は「職人の担い手確保はわれわれにとって非常に重要だ」と語り、受験者の作業に見入っていた。
 首席検定員の戸田裕雄副理事長は「人手不足と言われる中、100人以上が受験してくれた。今後の担い手確保にも見込みはあると思う。ゼネコンからも見学に来てくれており、われわれのことを理解してくれようとしているのはありがたい」と述べた。
 検定員は岩田理事長、戸田副理事長のほか、又野吉史、恵谷信、重正憲、田村晃一、富田勇、鎌田厚、長木鉄次、辻本浩二、森山誠、稲垣耕司の各氏で、ほかに12人が補佐員を務めた。
 試験は15、16日にも実施され、3日間の受験者数は1級119人、2級16人、3級15人の計150人。3月13日に合格発表される。
 
 
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