関東地方整備局の技術系職員(係長級)向けの現場研修が13日行われ、金杉建設(埼玉県春日部市、吉川一郎代表取締役)が実際の現場における施工管理の説明などに協力した。
同社はi-Constructionに積極的で、極力自前でICT機器類を保有し、測量やデータ作成なども内製化している。この現場でも盛土工事や品質、出来形管理などにICTをフル活用しており、今回の研修でもその一端を披露した。
今後は金杉建設が、アクティブ・ソリューション(横浜市、島村明代表取締役)、創和(千葉県船橋市、西尾貴至代表取締役)とコンソーシアムを組んで応募、国土交通省の「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用プロジェクト」に採択された「3D締固め管理システム」も試行導入し、現場での実証データを蓄積していく。