【古郡建設】堤防工事現場に土木科の工高生を招き体験型見学会を開催 河川堤防の重要性を伝える | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【古郡建設】堤防工事現場に土木科の工高生を招き体験型見学会を開催 河川堤防の重要性を伝える

 古郡建設(埼玉県深谷市、古郡栄一社長)は、さいたま市内で施工中の堤防工事現場に県立熊谷工業高校土木科の2年生36人を招き、体験型の見学会を開いた。近年水害が多発する中、現場見学を通して河川堤防の重要性を伝え、水防災意識の向上を図った。また、ICT建設機械の試乗や最新機器を使った測量体験も企画し、i-Constructionで変わってきている建設現場のいまを発信した。

最新の測量機器を体験する高校生たち

 体験学習の場として公開したのは、関東地方整備局荒川上流河川事務所から受注した「R1荒川左岸宝来上築堤他工事」の現場。堤防盛土工事の一般的な進め方から、現場で活用している3次元測量やICT施工技術の内容などを説明した。
 見学会には、イマギイレ(さいたま市、今給黎宣成社長)と、フタバコンサルタント(福島県いわき市、阿部好則代表取締役)が協賛し、MC(マシンコントロール)バックホウの試乗体験や3次元レーザースキャナーによる測量体験などに協力。生徒たちはスタッフの手ほどきを受けながら、普段授業で使っている機器との違いなどを体感した。
 また、建設現場の生産性向上や新3K(給与・休暇・希望)の実現を目指すi-Conの意義なども解説しながら、地域の暮らしを守る建設業の役割や魅力を未来の担い手候補に発信した。
 
 
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