【全国建設業協会】理事らを対象にポンプ場施設整備にて現場見学会 事業目的や採用工法などを確認 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

公式ブログ

【全国建設業協会】理事らを対象にポンプ場施設整備にて現場見学会 事業目的や採用工法などを確認

 全国建設業協会(近藤晴貞会長)は2月19日、理事らを対象とした2019年度の現場見学会を開催した。都内のポンプ場施設整備の現場を訪れ、事業目的や採用工法などを確認した。
 今回の現場は、東京都下水道局発注の「吾嬬ポンプ所施設再構築その4工事」(施工・飛島建設)。ニューマチックケーソン工法を採用した新ポンプ棟の躯体構築が佳境を迎える中、鉄筋、型枠作業や遠隔操作による地下部の機械土工などを見て回った。
 現場事務所に戻った後、建設キャリアアップシステムに対応している当該現場が、グリーンシステムと連携した顔認証で技能者の入退場を管理していることから、そのメリットなどに関し質問が相次いだ。飛島建設の担当者は「顔認証はカードリーダーへのタッチよりも簡単なので、利用者からは好評だ」と説明した。
 吾嬬ポンプ所は、墨田区東向島、八広、東墨田、立花地区の汚水と雨水を吸揚し、汚水は砂町水再生センターに圧送、雨水は旧中川に放流する。再構築後は、1時間当たり50mmの雨量のうちの約80%が下水管に流入しても浸水を防げる。
 
 
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら