【交通障害情報】影響範囲を交通ビッグデータで推定、対象エリアで自動表示 中央復建ら3者で研究 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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【交通障害情報】影響範囲を交通ビッグデータで推定、対象エリアで自動表示 中央復建ら3者で研究

 朝日放送と法政大学、中央復建コンサルタンツの3者は、交通ビッグデータを活用した交通障害情報の新たな配信方法の研究を進めている。交通障害の影響範囲をビッグデータで推定、対象エリアを絞ってデジタルテレビで自動表示できるシステムの開発を目指している。

広い範囲から利用者が集まる主要幹線の交通障害情報は、広いエリアに放送

 朝日放送の持つテレビデータ放送に関するノウハウとエリア限定強制表示技術、法大のもつ交通ビッグデータ活用に関する知見、中央復建コンサルタンツが都市交通分野での調査・コンサルティング業務で培ったデータ解析技術を組み合わせ、交通ビッグデータを解析し鉄道の線区ごとに交通障害が影響する範囲を推定、テレビで最適な字幕表示を行う方法を検討する。ローカル線の障害は狭い範囲で、主要幹線の情報は広範囲に字幕放送するといった方法での情報提供を目指す。
 交通障害情報のエリア強制表示適用に向けた検討は、放送業界としては初めて。
 
 
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