【柴田土佐工業】「けんせつ姫」第3号千部を千葉市長に寄贈 市内の小中学生全員に配布できるよう増刷 | 建設通信新聞Digital

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【柴田土佐工業】「けんせつ姫」第3号千部を千葉市長に寄贈 市内の小中学生全員に配布できるよう増刷

 千葉県船橋市の建設企業、土佐工業の柴田久恵社長は25日、千葉市役所を表敬訪問し、自身が編集長を務めるフリーペーパー『けんせつ姫』の第3号1000部を熊谷俊人市長に寄贈した。キャリア教育に力を入れる熊谷市長は内容を高く評価し、市内の小中学生全員に配布できるよう市の負担で増刷する話を持ちかけ、今後、両者で調整することとなった。

柴田社長(右)が熊谷市長に寄贈した

 『けんせつ姫』では建設現場で活躍する女性技術者・技能者などを紹介している。第3号は2月10日付で発行した。
 一方、市は雇用のミスマッチ解消を目的に市内の企業や事務所で働く技術職・技能職の若手を取材した冊子『STYLES』を19年2月に発行。市内中学校の新2年生約8000人に配布した。
 柴田社長は、女性向け作業着ブランド『けんせつ姫』の立ち上げ、フリーペーパーの発行、座談会などのけんせつ姫活動を説明。
 熊谷市長は、1企業が作った内容とは思えないとフリーペーパーを評価。1000部では全小中学生に配りきれないことから増刷を持ちかけた。さらに教師や生徒らに講演してもらうことは可能かと質問。柴田社長は内容によって自身やフリーペーパーの出演者を呼ぶなど対応できると応じた。
 
 
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