【従業員の子育て支援】日本海コンサル 新型コロナ対応で社内に子連れ出勤スペースを会議室に設置 | 建設通信新聞Digital

5月14日 火曜日

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【従業員の子育て支援】日本海コンサル 新型コロナ対応で社内に子連れ出勤スペースを会議室に設置

 日本海コンサルタントは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う学校休校への対策として、社内に子連れ出勤に対応する専用スペースを設けている。従業員は自身の子どもを見守りながら安心して働くことが可能となり、環境整備の側面から家庭と仕事の両立を支えている。
 同社は2日から社員、契約社員、パート社員、派遣社員を対象に、テレワークや子連れ出勤の運用を開始。あわせて、通常は会議室として利用している部屋にスペースを設置した。子どもとともに働けるようテレビやネットワーク環境などを整備。保護者が不在となる場合は事務員が見守るなどの体制で運用している。午前8時から午後7時まで開放している。
 これまでに延べ11人が利用した。高校受験を控えた中学生の利用もあったという。現在のところ、31日までを設置の期限としている。
 同社はこれまでも職場環境整備への取り組みに力を入れてきた。従業員の子育て支援やWLB(ワーク・ライフ・バランス)の実現に向けて次世代育成支援行動計画を策定し、2017年には石川労働局からくるみん認定を受けた。
 現行計画の期間は23年までの3カ年で、両立支援体制の利用状況や成果の把握に加え、年次有給休暇の取得日数を年間付与日数の5割以上に高めることを目標としている。
 また、毎週水曜日や毎月第4週の金曜日、6・10月の毎週水・金曜日のノー残業デーの実施、健康診断の検査項目の追加、インフルエンザの予防接種の助成などにも取り組み、働きやすい職場環境の整備を進めている。
 
 
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