兼松コミュニケーションズは、体表面温度の測定やレーザー光による距離測定、室内の揮発性有機化合物(VOC)の検知が可能な英国ブリット社製SIMフリー携帯端末「CAT S61」の販売を始めた。建設業や公共事業、製造業、畜産業などの分野での利用を想定している。
堅牢製も高く、米国国防総省のMILスタンダードに準拠しており、1.8mの落下試験に耐え、IP68規格の防じん・防水性を備える。オートウェットフィンガーとグローブオン技術を活用して過酷な環境でも使用でき、大容量バッテリーで長時間の使用も可能。
レーザー製品のため、国内独自の仕様変更を加えた上で、消費生活用製品安全法に基づく適合検査に合格したPSCマークを取得している。
通常はサーマルカメラだけで5万~20万円かかる価格も、電話機能、データ端末、レーザー測定、VOCセンサーなども内蔵して約12万円程度とした。