【この機会にテレワークを】群馬建協がコロナ対策でウェブ会議導入 会員企業へ導入後押しも | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

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【この機会にテレワークを】群馬建協がコロナ対策でウェブ会議導入 会員企業へ導入後押しも

 群馬県建設業協会(青柳剛会長)は、23日の正副会長会議をウェブ会議システムで開いた。正副会長6人の会社と協会事務局をつなぎ、新型コロナウイルス感染症対策や今後の協会活動などについて話し合った。
 正副会長会議にウェブを導入したのは初めて。今後もウェブ活用を拡大する方針で、会員企業での普及も後押ししたい考え。
 建設業界では近年、i-Constructionに代表されるように、ICT活用の素地ができあがってきた。これまではICT施工が中心だったが、青柳会長は「この機会に、日常的な業務の効率を高めるテレワークも積極的に進めるべき」と主張する。
 日々、現場移動などが伴う建設業では、働き方改革の観点からも、今後ますます直行・直帰やウェブでの打ち合わせ、遠隔臨場などのニーズが高まるとみられる。
 しかし、地方の中小建設業では「テレワークを実施するための機器やソフトといったインフラがまだまだ整っておらず、やりたくてもすぐにはできない」という課題もある。青柳会長は、より使い勝手を高めることも含め、テレワークに特化した助成制度の“見せる化”の必要性を訴えている。

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