住友建機は、オペレーターによる周囲の安全確認をサポートする衝突軽減システムを搭載したお知らせ機能付き周囲監視装置「FVM2+(フィールドビューモニター2プラス)」を20tクラスの油圧ショベル(SH200-7)のオプションとして発売した。新車販売におけるオプション価格は220万円(税別)。販売目標は年間100台を見込んでいる。
「FVM2+」は、3Dセンサーを活用した反射物検知方式によって危険エリアにいる安全ベストを着用した作業員などを検知。走行や旋回を自動的に減速・停止させる機能となる。
同社は、2011年に3台の車載カメラの画像を合成したワイドな俯瞰(ふかん)画像によって後方視界を確保する「FVM」、17年にそれらの画像を解析して、機械の周辺にいる人がいると判断した場合にモニター画面への表示とアラームによってオペレーターに注意を促す「FVM2」を市場に投入。オペレーターの安全確認のサポートに積極的に取り組んでいる。
新たに機械の周囲にいる人を検知して、機械を自動的に減速・停止する「FVM2+」の開発によって、油圧ショベルにおける接触事故のリスクを低減。建設現場の安全確保を強力にサポートしていく。
公式ブログ
【機械周囲の安全確保】住友建機 20tクラス油圧ショベル向け周囲監視装置をオプション販売
[ 2020-05-08 ]