【オフィスの3密回避】カワグチマック工業 紙素材で感染防止システム壁面「TSUITATE」発売 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【オフィスの3密回避】カワグチマック工業 紙素材で感染防止システム壁面「TSUITATE」発売

 新型コロナウイルスの感染拡大を背景に職場での3密(密閉・密集・密接)回避が求められる中、ダンボール製造業のカワグチマック工業(兵庫県尼崎市)が、オフィスワーカーの直接接触を減らす感染防止システム壁面「TSUITATE」(ツイタテ)を発売した。オフィスのデスク間にツイタテを設置することで、ワーカー同士の直接接触を低減。くしゃみやせきなどによる飛沫感染防止にも効果を発揮する。

ツイタテの設置イメージ

 同社はダンボール製造のほか、北欧発祥の紙素材「リボード」を使ったディスプレーや家具の製作・販売を手がけている。今回開発したツイタテは本体のほかジョイントバーツなど含め、全てリボードを使用している。利点について「軽量で組み立てやすく、廃棄も容易。意匠性もある。また表面に付着したウイルスの残存期間もプラスチックやステンレスより紙の方が短いと聞いている」(同社担当者)と説明する。
 ツイタテの厚みは3mmと8mmの2種類、サイズは30cmタイプから120cmタイプまで幅広いパターンを用意、オーダーメイドにも対応する。問い合わせは同社・電話06-6488-6312(代表)。

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