音羽電機工業(兵庫県尼崎市、吉田修社長)は、第19回雷写真コンテストの結果を発表した。金賞は長野県安曇野市の植原諒さんが撮影した「田園に轟く」が選ばれ、賞金50万円が贈られた。
植原さんは「2年前にこのコンテストを知り、それから雷を追い続けてきた。帰宅中に稲光が見えたため、即座にカメラと三脚を持ち、ひらけた田園地帯に向かった。カメラの設定中も何度か落雷を目の当たりにしていたため、大まかな構図を決めて100枚程度撮影した中の1枚がこの写真。田園地帯に二股に割れる稲妻は辺りをも眩く照らす勢いで、運良く写真に収められて良かった」と喜びのコメントを寄せた。
講評で吉田社長は「毎回の応募作品で感心させられることは、タイトルの命名だ。撮影者一人ひとりの思いが込められている。社会は変異ウイルス、オミクロン株の発生で日常生活にさらなる危機感を抱いているが、コロナに負けることなく次回第20回記念の応募をお待ちしている」と謝意を示した。
同コンテストは、雷対策のトップメーカーである同社が予測の難しい自然現象である「雷」を写真作品として募ることで、より広く雷のことを知ってほしいと毎年開催している。入賞作品は、同社ホームページ(https://www.otowadenki.co.jp)で閲覧できる。
【公式ブログ】ほかの記事はこちらから
建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら