JR東日本スタートアップ(東京都港区、柴田裕社長)とヘラルボニー(岩手県花巻市、松田崇弥 代表取締役)は、14日からJR山手線の高輪ゲートウェイ駅前特設会場で開催される「TakanawaGatewayFest」で、知的障害や身体障害のある人が描くアート作品を仮囲いに掲示するアートミュージアムを実施する。
今回は、JR東日本が14日から9月6日まで、高輪ゲートウェイ駅前の特設会場で未来を疑似体験できるパビリオンなどを設置するイベントの中で、仮囲いに岩手県花巻市の「るんびにい美術館」に所属する知的障害のあるアーティストの作品を展示する。耐久性の高いターポリン素材にアートをプリントした上で、ミュージアム終了後、ターポリンをトートバックに作り直し、販売する。アート作品の掲示という一過性にとどまらず、新たな商品に生まれ変わらせることで、循環型プロジェクトを実現する。商品販売で得られた利益の一部をアーティストに還元し、福祉、アート、駅を組み合わせた新たな価値創出を目指す。