【福祉×アート×駅】TakanawaGatewayFest 7/14から仮囲いがアートミュージアムに変身 | 建設通信新聞Digital

5月7日 火曜日

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【福祉×アート×駅】TakanawaGatewayFest 7/14から仮囲いがアートミュージアムに変身

 JR東日本スタートアップ(東京都港区、柴田裕社長)とヘラルボニー(岩手県花巻市、松田崇弥 代表取締役)は、14日からJR山手線の高輪ゲートウェイ駅前特設会場で開催される「TakanawaGatewayFest」で、知的障害や身体障害のある人が描くアート作品を仮囲いに掲示するアートミュージアムを実施する。

イベント会場の仮囲いに設置したアート作品

 ヘラルボニーは、建設現場の仮囲いに障害のある人のアートを展示する「全日本仮囲いアートミュージアム」を展開している。『JR東日本スタートアッププログラム2019』に採択された企業で、JR東日本スタートアップとは福祉連動型・社会貢献型実証実験に取り組んできた。
 今回は、JR東日本が14日から9月6日まで、高輪ゲートウェイ駅前の特設会場で未来を疑似体験できるパビリオンなどを設置するイベントの中で、仮囲いに岩手県花巻市の「るんびにい美術館」に所属する知的障害のあるアーティストの作品を展示する。耐久性の高いターポリン素材にアートをプリントした上で、ミュージアム終了後、ターポリンをトートバックに作り直し、販売する。アート作品の掲示という一過性にとどまらず、新たな商品に生まれ変わらせることで、循環型プロジェクトを実現する。商品販売で得られた利益の一部をアーティストに還元し、福祉、アート、駅を組み合わせた新たな価値創出を目指す。

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