【複合現実】丹青社がNTTドコモとMRコンテンツ開発 展示物などをいつでも鑑賞可能に | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【複合現実】丹青社がNTTドコモとMRコンテンツ開発 展示物などをいつでも鑑賞可能に

 丹青社は、NTTドコモとの協業の一環として、NTTドコモが販売するウェアラブルヘッドセット「MagicLeap1(マジックリープワン)」でを装着して鑑賞できるMR(複合現実)コンテンツを開発した。一定期間で撤去される展示やインスタレーションのデジタルアーカイブ化や臨場感のある体験などを実現する。

コンテンツ体験のイメージ

 今回は、アーティストの四代田辺竹雲斎氏が手がけ2019年に丹青社で展示公開された作品「竹によるインスタレーション-Gather-」を、当時の撮影データからMRコンテンツとして高精度で再現した。作品発表時の展示位置に3次元モデルを出現させ、当時と同様のアングルから作品を鑑賞できるほか、作品の制作風景動画や作者の紹介動画といった補足情報を追加した。
 今後、使いやすさの向上、コンテンツの拡充を図るとともに、エンターテインメント施設や博物館などさまざまな空間での活用を見据えたコンテンツの開発や、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR技術を活用した体験価値の高い空間の創造に取り組むとした。

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