【稼働を"見える化"】フレクト 建機稼働最適化クラウドシステム「KenkiNavi」提供開始 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【稼働を”見える化”】フレクト 建機稼働最適化クラウドシステム「KenkiNavi」提供開始

 フレクト(東京都千代田区、黒川幸治代表取締役)は、大型ダンプトラックを含む建設機械の稼働最適化クラウドサービス「KenkiNavi(ケンキナビ)」の提供を開始した。インターネット経由で大型走行車両を含む建設機械の稼働データを取得し、そのデータをもとに施工中の安全性向上、コンプライアンス強化、生産性向上、業務の効率化など建設現場特有のデータ分析を支援する。

サービスイメージ

 同サービスは、建設機械の稼働状況に関する課題の解決に特化したクラウドサービスで、離れた場所から建設機械の稼働状況をリアルタイムに「見える化」できるため、新型コロナウイルスの感染防止に重要な「3密」回避に貢献する。大型ダンプトラックなどの移動経路、立寄先や運搬経路を含む周辺地域などへの走行情報がクラウドに記録され、デジタルデータを利活用することで人を介さずに車両の運転日報などの書類作成も可能としているほか、生コンクリートの打設情報のリアルタイム共有や建設機械の稼働データに基づいたCO2排出量の自動算出などもできる。
 車両に装着するデバイスは、配線工事が不要で取付も簡単なシガーソケットタイプや、作業内容が録画できるドライブレコーダータイプ、アラート警告機能付のスマートフォンタイプから選べる。短期または長期の工事期間に合わせた契約が可能で、デバイスは購入とレンタルの2プランを用意している。

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