【人と機械が協調する未来の現場へ】日立建機の自律型機械開発プラットフォーム「ZCORE」 | 建設通信新聞Digital

5月13日 月曜日

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【人と機械が協調する未来の現場へ】日立建機の自律型機械開発プラットフォーム「ZCORE」

 日立建機は、「人と機械が協調する」将来の施工現場で安全性と生産性の向上を目指し、自律型建設機械の開発と機能拡張を容易にするシステムプラットフォーム「ZCORE」(ズィーコア)を開発した。今後、油圧ショベル、ホイールローダー、ダンプトラックなど、同社が開発する自律型建設機械に適用していく。

ZCOREの概念図

 ZCOREは、施工現場でオペレーターが作業時に行っている「認識・判断・実行」を機械システムが実施できるようにした。車体に取り付けられたさまざまなセンサーや通信ネットワークから情報を収集し判断する「情報処理プラットフォーム」と、その判断に従って建設機械の油圧機器や動力機器を適切に動かす「車体制御プラットフォーム」で構成する。機能拡張性の高いシステムプラットフォームとなっている。
 ZCOREを使うことで、同社は迅速に自律型建設機械を開発するとともに、顧客のニーズに応じて容易に機能拡張できる。

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