【就活への心構えなど伝える】奈良県内の4社がオンラインでインターンシップを合同実施 | 建設通信新聞Digital

4月18日 木曜日

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【就活への心構えなど伝える】奈良県内の4社がオンラインでインターンシップを合同実施

 中村建設(奈良市)や中和コンストラクション(桜井市)など奈良県内の企業4社は23日、学生を対象としたオンラインによるインターンシップを実施した。学生は建設業を含む各業界の実情や将来性を担当者に聞きながら、就職活動に向けた、心構えなどを学んだ。

学生に建設業の魅力を語る中村社長


 インターンシップは両社とクリーニング会社のルビー(生駒市)、工作機械メーカーのMSTコーポレーション(桜井市)の4社が合同で実施。関西の大学から3年生14人が4社の事務所に赴き、これをオンラインでつないで実施した。

 業界の概要や現状、コロナ禍の影響などを聞いた後、学生は各社に分かれ、業界の魅力について自由討議し、その成果をオンラインで全体発表。中村建設の会場では学生4人が中村光良社長に仕事のやりがいや建設業の将来性、コミュニケーション力について質問した。

 中村社長は「現場監督として手がけた仕事が完成した時の感動は何よりも大きい」「建設業がなくなることはない。ただし、現状の企業がそのまま存続するのではなく淘汰はされる」「会話力というよりは出会うこと、外へ出て人の中に入っていくことがコミュニケーション力の向上につながる」など、丁寧に答えていった。

 4社では今後、9月6日と20日、10月11日にも今回と同じ学生が別の会社を訪れる形式でインターンシップを実施する。

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