東京都中小建設業協会(山口巖会長)は11日、東京都渋谷区の渋谷クロスタワーで就職活動を控えた大学生向けの業界PRイベント「地域創造ビジネス・業界研究&インターンシップフェア」を開いた。
　冒頭、都中建の鳥越雅人副会長は、地域に合った建築や上下水道、道路などインフラ工事にかかわる地域建設業の仕事の特色を説明した上で、「働き方改革や女性の活躍といったことに特に力を入れている会社に集まってもらった。いろいろな話を聞きながら、昔の建設業界のイメージとは違っていることを知ってほしい」と呼び掛けた。
　続いて建設業界の基本的な仕組みや、会員企業が携わる地域に密着した仕事内容について解説があった。この後、会員企業の個別ブースを訪れた学生らは、各社の特色などの詳しい説明を、メモを取りながら熱心に聞いていた。
　イベントは、都中建がアデコとのコンソーシアムで受託した「団体別採用力スパイラルアップ事業」(東京しごと財団所管)の一環となる。午前・午後の2部のうち、午前の部には9社が参加。大学生約170人が集まった。

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