【医療従事者への感謝を表現】石井幹子氏が総合プロデュース「創エネ・あかりパーク2020」 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【医療従事者への感謝を表現】石井幹子氏が総合プロデュース「創エネ・あかりパーク2020」

 照明デザイナーの石井幹子氏が総合プロデュースした「創エネ・あかりパーク2020」が10月30日から11月3日までの5日間、東京都台東区の上野公園噴水広場で開かれた。8回目の今回は、新型コロナウイルス感染対策で尽力している医療従事者への感謝などをテーマに、再生可能エネルギーを使った光の「ブルーライト・パフォーマンス」を繰り広げた。

 10月30日の点灯式では、石井氏のほか資源エネルギー庁の茂木正省エネルギー・新エネルギー部長らがスイッチを押すと、噴水広場奥から数本の光線が樹木や空に伸びて、会場をブルーに染めた。点灯に先立って茂木部長は、菅義偉首相が所信表明で述べた2050年の脱炭素社会実現に向け、再エネの最大限の導入がかぎを握っているなどとあいさつした。東京都の栗岡祥一環境局長も都の再エネの取り組みを紹介した。

 石井氏は「医療従事者に感謝の光を届けたい。そしてコロナ禍でお困りになった方、心を病んだ方などに優しい明かりを届けたいと思っている。展示は、コロナウイルスを不活性化させるという世界的に注目を集める深紫外線など新しいものも展開している」とあいさつした。

 会期中の中継動画は、ユーチューブで『創エネあかりパーク2020』のチャンネル名でアーカイブを見ることができる。イベントの主催は創エネ・あかりパーク2020実行委員会。

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