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4月20日 土曜日

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【YKKAP】「APW&リノベーションフォーラム2019」開催 電気料節約、結露、地震対策に効果発揮

 YKKAPは1日、大阪市のミライザ大阪城で「APW&リノベーションフォーラム2019」を開いた。高性能住宅用の樹脂窓「APWシリーズ」や壁と窓が一体化した「FRAME(フレーム)II」などの魅力についてアピールした。戸建て住宅を専門とする工務店やビルダーなどから150人が参加した。
 冒頭、同社の堀秀充社長は「APWシリーズは省エネ効果が高い。家の中で最も省エネ・耐震化に課題となるのが窓だ。フォーラムでAPWやリノベーションについて理解を深めてほしい」とあいさつ。

堀社長

 同社住宅関西支社開発営業部の管大介氏は同社の新築・リノベーションにおいて前提となる基準として室温を13度以上に保つ「HEAT20G2」と深度6強でも耐えることができる「耐震等級3」を挙げた。その上でAPWシリーズやフレームIIを導入すれば断熱効果が高まり、ヒートショックなどの健康リスクや電気料金の節約、結露と地震対策に効果を発揮すると説明。
 続いて前真之東大大学院工学研究科建築学専攻准教授が「新築でもリフォームでも暖かく涼しい住まいを届けるために」と題して講演した。前准教授は施主が最も感謝するのは省エネ・創エネ、断熱・気密な住宅だと指摘し「高性能住宅が快適で健康な生活をつくり出す」と語った。「窓を変更するだけでも大きな効果がある」とも述べた。
 関西での樹脂窓の導入状況について堀社長は「関西のお客さまはコストパフォーマンスに厳しいが、しっかりと効果があることを分かってもらえれば導入は進む。実際に関西での樹脂窓市場は成長している」と成果を強調した。
 APWフォーラムとリノベーションフォーラムは全国52カ所で開いており、7000社、1万人の動員を目指す。さらに同社初の試みとなるAPWとリノベーションの共同フォーラムを35カ所で開く。
 関西では9月の大阪市中央公会堂に続き、今回が2回目。今後は神戸市の迎賓館、京都市の平安神宮でフォーラムを開く。

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