【5G対応で遠隔支援】軽量・コンパクト スマートグラス「NrealLight」12/1発売開始 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【5G対応で遠隔支援】軽量・コンパクト スマートグラス「NrealLight」12/1発売開始

 KDDIは、中国のエンリアル社と共同開発した軽量・コンパクトなスマートグラス「NrealLight」(エンリアルライト)の販売を12月1日から始める。第5世代移動通信システム(5G)対応スマートフォンを接続するだけで5GとXR技術を組み合わせた映像を体感できる。今後、AR(拡張現実)を使った遠隔作業支援などで活用できるデバイスとして、法人にも提案する。

エンリアルライトの製品イメージ


 KDDIとエンリアル社は、2019年5月に戦略的パートナーシップを結び、国内でのXR技術を使ったスマートグラスの企画開発などに取り組んできた。

 今回発売するエンリアルライトは、メガネのように折りたためるだけでなく、かけやすいコンパクトなデザインが特長となっている。スマホと接続することで、従来のコンピューティングユニットを別に用意するタイプや一体型スマートグラスと比べ、持ち運びが容易になる。従来のアンドロイドアプリをグラス内で起動できるミラーリングモードやグラスから見える視界上に映像を映し出すMR(複合現実)モードも実装している。眼前に100インチ規模のプライベートな仮想スクリーンを広げることもできる。

 重さは約106グラムで対応視野角は約52度、搭載カメラは3基。SLAM(自己位置推定)に対応しているほか、平面検知や画像認識機能も搭載している。販売価格は6万9799円(税込み)。予約受付を始め、KDDIコンセプトショップでも先行展示している。12月1日からは全国21カ所のKDDI直営店や沖縄セルラー直営店でも展示する。

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