【常陽建設】樹木伐採工事現場で見学会を開催 筑波研究学園専門校生が土木工事の魅力に触れる | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

公式ブログ

【常陽建設】樹木伐採工事現場で見学会を開催 筑波研究学園専門校生が土木工事の魅力に触れる

 常陽建設(茨城県取手市、飯田憲一社長)は11月22日、未来の担い手に建設業の魅力を発信するため、筑波研究学園専門学校(土浦市)の生徒を対象に取手市内で現場見学会を開いた。関東地方整備局利根川下流河川事務所が発注したH30利根川下流取手地区外樹木伐採他工事の現場で、建築環境学科建築土木施工コース1年生14人が建設業に触れた。
 冒頭、中嶋友也現場代理人は「実際に伐採工事で使用している機械や測量器具・新技術などに乗って触れて、建設業により興味を持ってもらえれば」とあいさつし、工事概要などを説明した。
 続いて飯田社長は「現場体験を通して河川工事はこんなことをやっている、生活を守るために大切なことだと感じてほしい」、阿比留裕信同事務所取手出張所長は「みなさんは新しい技術を使いこなせる世代。さまざまなことを吸収し、現場に取り入れて活躍してほしい」と呼びかけた。

グラップル仕様のバックホウを操作

 その後、生徒らは高所作業車や建機の試乗、測量、スマートグラス、工事現場の事故を3次元動画で再現したVR(仮想現実)ゴーグルなどを体験。建機は、実際の伐採現場で使うグラップル仕様とアイアンフォーク仕様のバックホウを操作した。
 さらに現場で伐採した木が、実際に工場でどのように処理されるかをスマートグラスの画面越しに見学した。

VRゴーグルで現場の 事故を仮想体験

 最後に原智樹学科長は「教室では学べない土木工事の楽しさを認識できた。見学会を通じて工事の流れを理解することで、今後のことをイメージしやすくなったと思う」と述べた。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら