常陽建設(茨城県取手市、飯田憲一社長)は10月31日、潮来市内で高校生を対象とした現場見学会を開いた。県立藤代紫水高校(取手市)の普通科2年生46人と教師2人が東関東自動車道水戸線の工事現場を見学したほか、建設機械や測量、VR(仮想現実)、スマートグラスなどを体験した。
冒頭、常陽建設の浜野雅司監理技術者が工事概要、常総国道事務所の近藤隆行建設監督官が東関道の事業内容を説明した後、参加者らは仮橋・仮桟橋工の現場を見学した。
その後はバックホウや高所作業車に試乗したほか、自動追尾TS(トータルステーション)やレベルを用いた測量、VR、スマートグラスを体験した。続いて生徒らは5班に分かれ、スマートグラスを使ったクイズのゲームをするなど建設業に親しんだ。
参加した生徒からは「仕事内容の説明が分かりやすかった」「いろいろな機械に触れることで勉強になった」などの声が寄せられた。最後は浜野監理技術者と飯田社長が講評し、将来の建設業への就職を呼びかけた。