会場は、関東地方整備局利根川下流河川事務所が発注し、同社が受注したH29・30利根川右岸出津高水敷整備工事の現場。
研修会では冒頭、常陽建設の山本健次現場代理人・監理技術者があいさつし、工事概要を説明。続いて利根川下流河川事務所の小川優安食出張所長が「土木業界は意外と若い人がいない。いまは昔のような土木作業をやるわけではない。仕事として魅力的なため、現場をよく見てほしい」と語った。山本現場代理人は「足元が悪いため気をつけてほしい」と呼びかけた。
その後、参加者は3グループに分かれ、3次元測量、データ処理、ICT建機による施工、3次元出来形管理など、ICT土工の一連の流れを学んだ。
研修会は測器社茨城、大竹重機建設、コマツレンタルが協力した。
同工事は5月19日に開かれる利根川水系連合・総合水防演習のための会場整備工事。路盤工や浚渫工などを実施する。工期は7月末まで。