【常陽建設】鬼怒川築堤現場で見学会開催 中央工学校生徒が作業車試乗・VR体験など建設業に親しむ | 建設通信新聞Digital

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【常陽建設】鬼怒川築堤現場で見学会開催 中央工学校生徒が作業車試乗・VR体験など建設業に親しむ

 常陽建設(茨城県取手市、飯田憲一代表取締役)は2019年12月18日、結城市内で現場見学会を開いた。会場は、関東地方整備局下館河川事務所が鬼怒川緊急対策プロジェクトの一環で進め、同社が施工中のH30鬼怒川右岸上山川上流築堤護岸工事の現場。中央工学校(東京都北区)土木建設科の1年生65人が参加した。
 冒頭、常陽建設の濱野雅司監理技術者が工事概要を、下館河川事務所伊讃出張所の川上朋美係長が鬼怒川緊急対策プロジェクトの事業概要を説明した。
 続いて生徒らはブロック積みによる施工現場を見学し、堤防模型の実験で堤防の仕組みも学んだ。バックホウや高所作業車に試乗したほか、自動追尾トータルステーション(TS)とGNSS(衛星測位システム)による測量、VR(仮想現実)、スマートグラスを使ったゲームをするなど建設業に親しんだ。

ブロック積現場を見学

堤防模型の実験で堤防の仕組みを学んだ

バックホウ試乗体験

VR体験

スマートグラスを使ったゲームの様子

 最後に濱野監理技術者は「建設業も働き方改革として週休2日の導入や生産性向上のためのICT技術の活用なども行っている。今後、土木の仕事に就いてほしい」と将来の就職を呼びかけた。
 大古敦子同校教諭は「毎年1年生は現場見学会に参加している。就職活動の意識付けといろいろな業種があることを感じてもらえれば」と語った。
 川上係長は「実際に工事が稼働しているところを見学してもらったことで、学生のみなさんが将来を考えた際に建設業に入職してくれるきっかけになれば」と期待を寄せた。

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