【超高層マンションに対応】換気しながら高断熱を実現 DI窓技術を用いた窓システム登場 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

公式ブログ

【超高層マンションに対応】換気しながら高断熱を実現 DI窓技術を用いた窓システム登場

 三協立山・三協アルミ社は、冬でも換気による室温低下を抑え、換気しながら高断熱を実現する超高層マンション対応「DI窓(ダイナミックインシュレーション)技術を用いた窓システム」を1日に発売する。200m級の超高層マンションに対応する。

DI窓の技術イメージ


 DI窓は、屋外側の外窓と室内側の内窓による二重窓とし、換気のための外気を二重窓の中間層に取り入れて空気の流れをつくることで、窓から逃げる熱の移動を減らし、冬に換気による室温低下を抑え高断熱を実現する。ZEH-M(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンション)の性能が求められるマンションにも向いている。

 従来は低層マンションのリフォームで展開していたが、今回は耐風圧性能・水密性能を向上させた。

 耐風圧性能は4500パスカル、水密性能は1500パスカル、遮音性能はT-2等級を備える。窓種の組み合わせなど、詳細は物件ごとに対応する。

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら