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【100年以上にわたり脈々と伝承】ものづくりに込める思いを次世代へ 清水建設の”木育活動”

最終更新 | 2021/02/01 13:34

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 創業者・清水喜助のものづくりに込める思いを脈々と伝え続ける清水建設の東京木工場(東京都江東区)。長い歴史が育んできた“匠(たくみ)の技”は高い技術力とノウハウが求められる現場でこそ、その真価を発揮している。そんな木を知り尽くすプロフェッショナル集団が近年、力を入れている取り組みが、木と触れ合うことで子どもたちの心を育てる「木育活動」だ。

 「木育」とは、森や木との関わりを通じて豊かな心を育てること、ひいては木工教室など将来を担う子どもたちに木と触れ合う機会を提供する活動を指す。

 東京木工場の和田昌樹工場長は「子どもたちが成長していく過程で、木のぬくもりや、におい(香り)、重さ、感触を感じることができる。木に親しむことで、子どもたちの心が豊かになる。いわば五感に訴える知育としての良さがある」と話す。

「ぬくもり、におい、重さを感じて」と語る和田工場長


 実際に「木は1つとして同じものがない。それだけ木という素材は難しい。(木工教室などで)木の魅力を知ってもらう、木を好きになってもらうのと同時に、ものづくりの楽しさを体感してもらうことで森林大国である日本の木の文化を広げていく。そういった素晴らしさが木育活動にはある」と力を込める。

 東京木工場の「木育」は、安全を第一にキーホルダーやネームプレートなどを製作する「初級」、小学生などを対象に1時間ほどで貯金箱などをつくる「中級」、親子体験として書棚や本立てを製作する「上級」など、参加者の年齢に応じた難易度レベルがある。

 木を楽しむ「初級」、木でつくる「中級」、大工道具を使って木をきざむ「上級」に、木に関する講義と中級レベルの製作を組み合わせた「学習型」や、気軽に木とふれあう「体験型」など5段階のプログラムを持つ。

 新型コロナウイルスへの対応が求められた今期は、新たなチャレンジとして現地と東京木工場をオンラインでつなぐ「リモートでの木工教室」や、製作工程を説明する動画もセットにした製作キット「おうちde木工」の開発など独自の工夫も取り入れた。

 2007年に社員の家族を対象に木育活動をスタートさせてから10年以上が経つ。

 地域貢献の一環として全国各地で行う木工教室や近隣の保育園を対象にした取り組みなど、これまでに計124件、延べ2万2000人が参加したという東京木工場の“木育の輪”は着実に広がっていると言っていい。

 木工教室への参加によって「子どもの成長を感じられた」という保護者の声や、匠(たくみ)の技を目の当たりにすることで「将来の進路選択の1つとして建設業を考えたい」といった参加者の声はまさに木育活動の成果だ。

 「木育と一口に言っても、多様な考え方がある。より深く掘り下げるという意味で言えば、その地域の歴史や土地に根付いたテーマ設定など“地産地消”ということも念頭に取り組んでいきたい」(和田昌樹工場長)と話す。

これまでに延べ2万2,000人以上が参加。木育の輪は着実に広がっている

 東京工場は、1884年に清水満之助店(現清水建設)が、深川島田町(現江東区木場)にあった幕府御用材木商の敷地跡を取得して木材切組場として開設したのが始まり。それ以来、130年余りの長い歴史の中で精巧な木工技術とノウハウを伝承し続けている。

 現在、木工に関する高い技術力を持つ自社工場を保有しているのは大手ゼネコンでも清水建設だけ。東京大学の大講堂(安田講堂)や歌舞伎座の檜(ひのき)舞台など近年の実績が示すように、匠(たくみ)の技を持つプロフェッショナル集団として設計から製作、施工、メンテナンスまで一貫したサービスを提供している。

 「清水建設のルーツは宮大工の精神にある。いわゆる“出入りの大工”としてメンテナンスを施しながら、得意先のご要望にお応えしていく。そうした“ものづくりに込める思い”は決して失ってはならないものだと考えている」(和田昌樹工場長)。

 若手社員を中心に技能グランプリや技能五輪といった競技会にも積極的に参加。多数の受賞者を輩出するなど、その木工技術は内外から高く評価されている。

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