【無償公開中】野原HD AIを活用した図面積算WEBサービス「TEMOTO」を英企業と共同開発 | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【無償公開中】野原HD AIを活用した図面積算WEBサービス「TEMOTO」を英企業と共同開発

 野原ホールディングスのVDCカンパニーは、ZENTA(東京都渋谷区、谷口敬太社長)、Nexus FrontierTech社(ロンドン、Danny Goh社長)と共同で、平面図に記載された情報を読み取り、自動で概算積算しデータ化するウェブサービス「TEMOTO(テモト)」を開発し、ベータ版を無償で一般公開した。

 同サービスは、野原ホールディングスの建築分野のノウハウと、ZENTAのAI(人工知能)とビッグデータ解析の技術、FrontierTech社のAIを活用した業務効率化技術を組み合わせ開発された。ゼネコンの概算積算や、専門工事会社の工事規模感確認、工務店の小規模物件見積、不動産管理会社の現状復旧工事の見積取得などの場面で、従来は図面を見ながら手動で面積などを算出していた作業を効率化する。

 図面PDFをアップロードすると、TEMOTOのAIが図面を認識し、約1時間で積算結果のデータ化を完了する。今後は、無償提供を通して集めたデータを利用し、機能の改善、図面認識精度の向上、サービス対象となる図面種類の拡充を進める。



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