【圧送技能五輪大会】ブーム操作の妙技に若手が見入る! ヤマコン | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【圧送技能五輪大会】ブーム操作の妙技に若手が見入る! ヤマコン

 ヤマコン(佐藤隆彦社長)は13日、山形市内の本社で第6回圧送技能五輪大会を開いた。各地の営業所および関連企業から技能者が集い、ブーム操作と配管の2種目の競技および学科試験で技術と知識を競った。
 同大会は、全社的な技術向上を目指すため、職員が一堂に会して開催。また、家族を交えての慰労・懇親もかねて行われた。
 2部門あわせて36人の技能者が出場。ブーム操作の部では、目標のバケツにブームの先端を挿入する操作の正確さや安全性など、配管の部では所定時間内に配管を正確に組み上げる手際の良さなどを競った。このほか、新人の部では入社3年前後の若手技能者が2人1組となって配管の設置から撤収までの早さを競争した。
 技能に優れた社員であるマイスターの審査の目が光る中、ベテランが熟練の技を競い、それを若手が食い入るように見つめた。また、選手の奮闘へのあたたかい拍手や歓声のほか、時に飛び交う野次が白熱した競争を彩った。
 技能五輪について佐藤社長は「現場で他の技能者の作業を目にする機会は滅多にない。いま一度、自分のやり方を振り返るとともに、マイスターを始めとする熟練者たちのアドバイスを受けて技術をさらに高めてもらいたい」と語った。

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