【ユーチューブを活用】正確な情報を発信 技術士会 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【ユーチューブを活用】正確な情報を発信 技術士会

50人超の技術者が参加


 日本技術士会の青年技術士支援委員会(河野恭彦委員長)は17日、「技術士のための動画配信・YouTube活用講座」をオンラインで開いた。

 全国から50人を超える技術者が参加。情報伝達の手段としてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の活用方法を模索するとともに、近年その有効性の高さから注目されるユーチューブでの動画作成から公開までの一連のプロセスについてグループワークを行い、効果的な情報発信手法への理解を深めた。

 この講座は、技術士が価値ある情報を発信するための有効な手段の1つである動画の活用について、効果的な情報伝達(コミュニケーション)、動画作成プロセス管理(マネジメント)、動画発信の効果確認と改善(評価)に関する資質能力の修得を目的に実施した。

 講師にはユーチューブチャンネル「技術士ちゃんねる」を主催する松下滋氏と、その動画制作を技術的にサポートしているワールドメリィーの石井智美氏を迎え、「技術士ちゃんねる」と「技術士ラジオ『技術のミカタ』(八王子FM)」の開設を事例に、動画制作とSNSなどによる効果的な情報発信方法について学んだ。

 参加者からは「高い倫理観を備えた技術士が正しい技術情報を発信することが社会貢献になる」「ユーチューブだけではなく、他のSNSと連動することが情報発信に効果的である」などの意見が出され、技術者が正確な技術情報を積極的に発信する姿勢を持つことの大切さを確認し合った。


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