【通勤・勤務時の服装選択肢を拡大】8月から全国で 三建設備 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【通勤・勤務時の服装選択肢を拡大】8月から全国で 三建設備

 三建設備工業は、8月から「ビジネスシーンに応じた服装の多様化」を導入し、通勤や勤務時の服装の選択肢を広げる。多様性の尊重と創造性豊かな企業風土づくりの一環で、全国の全社員を対象に導入する。

 これに先駆け、2021年5月から7月にかけて本社と東京支店で試験導入した結果、多くの賛同を得たため全国導入に踏み切る。ビジネスシーンに応じた服装を選択できるようになり、社員各自の判断や場合によっては顧客の了承を得て、ビジネススーツだけでなくジーンズやスニーカーを含むカジュアルな服装も全シーズンを通じて着用できる。

 導入に当たり最低限の基準も定めた。災害時に対応できないような安全性に欠ける服装は禁じている。通勤時の服装は選択できても、工事事務所の勤務時は安全面を考慮し、これまでどおりユニフォームの着用を求めている。

 今回の狙いは、スーツなどのビジネスウェアを前提とした慣習を見直し、服装の選択肢を広げることで社員の多様性を尊重するとともに、硬直した価値観から脱却して社員の創造性を高めることにある。各自が体質や体調に合わせて服装を選択することで、社員の健康の維持と向上を促す目的もある。

 同社は今後も働き方改革を通して、社員一人ひとりの多様性を尊重し、笑顔でいきいきと働ける職場づくりを追求していく。



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