【大和ハウスのDPL流山IV完成】東日本最大32万㎡超 | 建設通信新聞Digital

5月13日 月曜日

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【大和ハウスのDPL流山IV完成】東日本最大32万㎡超

 大和ハウス工業が千葉県流山市で建設を進めてきた「DPL流山IV」が完成し、26日に施設内で竣工式や完成セレモニーなどを開いた。竣工ベースで東日本かつ自社物件でともに最大となる延べ約32万2000㎡のマルチテナント型物流施設となった。フロア面積は国内最大の1フロア約7万7000㎡で、各階を周回できる両面トラックバースも自社のマルチテナント型物流施設で初めて採用した。設計・監理はフクダ・アンド・パートナーズが担当。西松建設が施工した。

1フロア7万7000㎡の広さを誇る



 完成セレモニーで井崎義治流山市長は「(I~IVの)DPL流山全体で13万本の木々を植えていただける。森の物流センターがいよいよ最終局面を迎えた」と述べた。保育施設を完備した環境整備などに対し、感謝の意を表した。
 浦川竜哉大和ハウス工業常務建築事業本部長は「EC(電子商取引)関係の方々に使い勝手の良い最新鋭の物流施設となった。奥行きは200mあり、従来の物流センターでは考えられない長さだ」と、スケールの大きさを披露した。

テープカットする関係者ら

 その後、井崎市長、浦川常務、吉田登松美商事代表取締役、黒川尚悟日本ロジスティック社長、小室明義東急リバブル常務ソリューション事業本部長、福田哲也フクダ・アンド・パートナーズ社長、高瀬伸利西松建設社長、藤代聡ママスクエア代表取締役がテープカットして完成を祝った。
 規模はPCaPC(プレキャスト・プレストレストコンクリート)一部S造(免震構造)5階建て延べ32万2299㎡。スロープは1-4階間用、1-3階間用各2基の計4基を設置。368席のカフェテリアなどアメニティー施設も設けた。オプションで無人搬送ロボット50台も用意している。
 建設地は常磐自動車道流山ICに近い流山市平方字上谷383-2ほかの敷地13万5592㎡。



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