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B・C・I 未来図

【伸展する関西の建設ICT⑮】3D設計支援へ海外体制確立テクノブリッジNKE

最終更新 | 2021/12/07 16:42

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 国土交通省が2023年度のBIM/CIM原則適用を打ち出したことで、BIM/CIMに取り組む建設コンサルタントや建設会社を下支えする設計支援事務所の3次元対応が拡大している。橋梁CIMシステムを開発・販売するオフィスケイワン(大阪市)のユーザー事例からも、そうした動きが鮮明に表れている。橋梁上部工の設計支援を軸に全国展開するテクノブリッジNKE(東京都千代田区)もその1つだ。同社の3次元関連業務売り上げは前年より倍増した。BIM/CIMチーム責任者の永生洋樹氏は「まだ全体の1割に過ぎないが、BIM/CIM原則化を背景に3次元の業務依頼は確実に広がっている」と明かす。

永生洋樹氏

◆橋梁CIMシステムで効率化
 橋梁分野の設計を下支えする支援事務所の中でも、テクノブリッジNKEは国内に50人の技術を抱え、上海とベトナムのグループ会社や大連の協力事務所も含めると、総勢200人の体制を誇る。近年の売り上げは年率10%の伸び。8年前からスタートした3次元への業務対応が全体のけん引役になっている。

上海、ベトナムにグループ会社、大連には協力事務所を置く体制


 3次元対応のきっかけは、橋梁分野の中でも3次元対応の先駆者として活動していたコーヨー技研(横浜市)との接点を持つようになってからだ。2人の社員を研修生として受け入れてもらい、3次元設計を学ばせたことが出発点となった。18年7月に業務提携し、グループ会社として関係性を深めている。

 テクノブリッジNKEは3次元需要の高まりを見据え、上海と大連にも3次元モデリング機能を持たせるなど、幅広く3次元の設計支援に対応できる体制を確立した。オフィスケイワンが提供する橋梁CIMシステムシリーズの中で鋼橋対応バージョン『CIM-GIRDER』を上海と大連に2ライセンスずつ計4ライセンス導入し、現在はベトナムのグループ会社にも導入するため、日本語のマニュアルづくりを進めている。

『CIM-GIRDER』を使った橋梁モデル          


 永生氏は「海外技術者のモデリング能力は高く、日本の仕事にも携わりたいという思いもあることから、言語の壁さえクリアできれば質の高い成果が出せる。モデラーとしてではなく、1人の技術者として独り立ちできるよう人材育成にも力を注いでいる」と強調する。

 愛用する橋梁CIMシステムは、線形図から半自動でモデリングでき、細かな部分まで入力ができる部分が強み。上部工検査路の仮受け設備など細かな部分で図面と合わない個所がみつかった際には、オフィスケイワンが早急にソフトの機能改善を進めており、「われわれの要望を反映して、システムの使いやすさを追求するベンダーとしての姿勢も評価できる」と付け加える。

上部工モデル


 橋梁メーカーや建設コンサルタントからは2次元と3次元の設計支援を1つのパッケージとして依頼されるケースも増えている。従来の2次元における設計支援では、対象案件が工事着手を経て材料発注になってから、設計の調整を求められるケースもあった。3次元設計を進めることで、細かな部分の不具合を事前に発見できる効果も生まれている。永生氏は「3次元対応は売り上げ貢献だけでなく、設計成果の品質向上手段にもなっている」と説明する。

 BIM/CIM推進チームは現在5人体制。これまで鋼橋を軸に3次元の設計支援を進めてきたが、近年はPC橋の3次元依頼も増えてきたことから、PCコンポ橋対応『CIMーCOMPO』やPC箱桁橋対応『CIMーBOX』などの新たなソフトを投入し、海外と密接に連携しながら対応していく方針だ。

 23年度からのBIM/CIM原則化を背景に、3次元の設計支援依頼は拡大傾向が鮮明になっている。21年度は規模構造物の詳細設計で原則化がスタートした。永生氏は「3次元対応への依頼はさらに増加するだろう。特に年度末には通常の業務依頼に加え、3次元の要求も集中する」と身構えている。


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