【屋外用ARシステム】高級モデル「Trimble SiteVision Rover」を発売 ニコン・トリンブル | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

B・C・I 未来図

【屋外用ARシステム】高級モデル「Trimble SiteVision Rover」を発売 ニコン・トリンブル

高精度の情報取得を実現


 ニコン・トリンブルは、測量・建設向けに3次元モデルの表示・確認・収集ができる屋外用のAR(拡張現実)システム「Trimble SiteVision」の高級モデル「Trimble SiteVision Rover」を発売した。

 ARによって、水道管などの地下埋設物や、目標物に乏しい整地された現場での杭芯設置位置などの確認を支援する。

 同システムは、測量用のIMU(慣性計測装置)搭載高精度GNSS(衛星測位システム)「Trimble R12i GNSS」と、タッチスクリーン付きコントローラー「Trimble Data Controller TSC7」に、ソフトウェア「SiteVision for Windows」を組み合わせて提供する。

 従来モデルより約1.2倍の精度で位置情報を取得し、観測ポールをまっすぐに立てられない場所にも対応する。直射日光、粉じん、降雨にさらされる環境でも使用できる。価格はニコン・トリンブルのジオスペーシャル事業部正規販売店で見積もる。


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