【モダニズム建築展】13日から東京都八王子市 ドコモモ・ジャパン | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【モダニズム建築展】13日から東京都八王子市 ドコモモ・ジャパン


 ドコモモ・ジャパン(DOCOMOMO Japan)は、ここ20年間にわたる活動と将来に向けての課題を示す『DOCOMOMO in DISCONT 文化遺産としてのモダニズム建築展』を東京都八王子市の大学セミナーハウス・中央セミナー室で13日から開く。

 建築家・吉阪隆正とU研究室が設計した同施設を含めたDOCOMOMO選定建築物の中での吉阪作品や、重要文化財となったDOCOMOMO選定建築物をパネルで紹介する。この20年間で解体された選定建築物を映像で振り返りながら、DOCOMOMOが取り組もうとしている、改修され、リユース(再利用)された選定建築物を取り上げ、これからのモダニズム建築の保存にどのような問題があるのかを提示する。

 展覧会名にあるDISCONTは、造形と世界の在り方を文明論的に有形学として展開した吉阪の設計哲学である「不連続統一体(Discontinue)」を意味しており、大学セミナーハウスの建築空間を体感しながら、20世紀の文化遺産としてのモダニズム建築の在り方を考える機会となることを企図している。

 会期は17日まで。オープン時間は午前11時から午後6時(最終日は午後3時)まで。14日は富田玲子氏(象設計集団東京事務所主宰)、15日は齊籐祐子氏(サイト一級建築士事務所代表)によるレクチャーがある。ともに午後1時30分から。解説付きの見学会も会期中に行う。入場料(資料代)は一般800円、DOCOMOMO会員・学生500円。見学会・レクチャーは400円。

 チケットはPeatix(https://docomomojapan-discont.peatix.com/view)で申し込みできる。


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