金沢工業大学本館(現1号館)が建築物としての歴史的価値を評価され、4月にドコモモ・ジャパンから「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に選定されたことを受け、5日に1号館ラウンジで選定プレートの贈呈式が開かれた。式典ではドコモモ・ジャパンの渡邉研司代表理事に代わり、日本建築学会の頴原澄子ドコモモ対応ワーキンググループ前主査が、同大の泉屋吉郎理事長にプレートを手渡した。
プレートを受け取った泉屋理事長は「この建物が表現している思いを引き継いでキャンパスが構築されている。建築物が持つ力が教育に大きな影響を与えることを日々実感しながら過ごしている。栄誉ある選定に感謝したい」とあいさつした。