【テーマ館『いのちをつむぐ』 16日まで名簿登録】万博協会 | 建設通信新聞Digital

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【テーマ館『いのちをつむぐ』 16日まで名簿登録】万博協会

2025年日本国際博覧会協会は26日、総合評価落札方式(簡易型)を適用する「2025年日本国際博覧会施設整備事業テーマ館『いのちをつむぐ』小山P」の一般競争入札を公告した。名簿登録は9月16日まで受け付ける。入札書は26、27日に電子入札システム、技術審査資料は27日に同協会整備局会場整備部建築3課への郵送で受け付ける。11月10日に開札し、下旬に落札決定する。

 参加資格は、単体かJV、単体と設計企業グループ、JVと設計企業のグループのいずれか。JVの構成員数は2社とし、単体とJV代表は経審の「建築一式」の総合評定値が1200点以上、JV構成員は1000点以上。設計企業は1級建築士事務所。施工・設計企業は00年度以降、延べ1000㎡以上の展示場や博物館、美術館新築の各業務実績を求める。
 概要は、万博の中核事業となる「いのちの輝きプロジェクト」で建設する八つのテーマ館のうち、放送作家の小山薫堂氏が計画するテーマ館の実施設計、施工、工事監理、会期終了後の解体撤去。施設は1棟延べ約1600㎡。予定価格は9億8129万1000円(税別)。
 事業スケジュールは、12月上旬に基本協定を締結後、23年9月末までに実施設計を終え、24年9月末までに建設を完了させる。解体撤去の期間は25年10月中旬から27年2月末まで。

施設イメージ

 施設は「いのちをつむぐ」をテーマとする。▽食をつむぐ大地と茅▽食をはぐくみ受け継ぐ集落のかたち▽食がめぐり賑わう市場のかたち--の三つのコンセプトを掲げ、施設は丸太が支える循環型建築を想定している。展示ではスーパーマーケットの売り場をモチーフに、日本人が育んできた食文化の可能性とテクノロジーによる食の最先端を提示し、さまざまな角度で食の可能性を発見するコンテンツを展開する。建設地は大阪市此花区夢洲。



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