【明電舎がメタバース空間に安全伝承館を再現】CGで事故事例など紹介 | 建設通信新聞Digital

5月17日 金曜日

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【明電舎がメタバース空間に安全伝承館を再現】CGで事故事例など紹介

明電舎は、仮想空間を活用し、安全教育のため沼津事業所に設けた安全伝承館(静岡県沼津市)を「メタバース安全伝承館」として再現した。

この空間は、子会社の明電システムソリューション(沼津市、鈴木典芳社長)、インフィニットループ(札幌市、松井健太郎代表取締役)、バーチャルキャスト(同)との共同開発により再現。VR(仮想現実)ヘッドマウントディスプレーがあれば、場所の制約を受けずに複数の社員が参加し、この空間内で意見交換することも可能だ。国内外の社員が参加して安全教育を強化する。

メタバース安全伝承館での教育の様子

メタバース安全伝承館には、既存施設と同様、各コーナーを設けており、そこに触れると説明が聞けるため理解を深められる。同社グループで過去に発生した災害を基に作成した動画を上映し、災害の発生原因や対策などを知ることもできる。

さらに、メタバース限定の機能も付加。CGで事故事例を再現し、文書やパネル展示以上に、発生事象を視覚的・感覚的に深く理解できるようにしている。


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