東京都目黒区は1日、GIS(地理情報システム)を活用したデジタル3Dマップなどを盛り込んだ「目黒デジタルアーカイブ100」をウェブ上に公開した。
専用サイト(※こちらをクリック)からアクセスできる。
デジタル上に区内の風景や記録、資料などを保管し、誰でも閲覧できる仕組みをつくった。今後も区民や民間企業、団体などから写真や映像、音声などのデータの提供を受けつつ内容を充実する。
目黒デジタルアーカイブ100の開始に合わせて青木英二区長は「10月1日に区制90周年を迎えた。その記念事業の一環として、デジタルアーカイブを構築した。臨場感のある空間を誰でも、いつでも楽しむことができる」とコメントした。
このデジタルアーカイブは、国土交通省がオープンデータとして提供する新しいデジタル技術 「3D都市モデル PLATEAU(プラトー)」を活用した。3Dマップのほか、 資料をデータベース化した「目黒デジタル百科事典」も搭載している。
GISを活用したデジタル3Dマップの作成は23区で初めて。この取り組みに関連する3Dマップシステムの整備・運用業務は、Eukarya(ユーカリヤ、渋谷区)が担当している。
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