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【初の東南アジア開発事業竣工】ジャカルタの大規模事務所ビル 森ビル


 森ビルがインドネシアの首都ジャカルタに建設していた大規模オフィスタワー「JAKARTA MORI TOWER」が竣工した=写真。同社初の東南アジアでの開発となる。規模はSRC・S・RCコアウォール造(タワー部)、RC造(ポディウム部)地下4階地上58階建て延べ約19万㎡、高さ約266m。ジャカルタの新たなランドマークを目指し、国際水準のスペックを備えたハイクオリティービルを提供する。

 シンボリックで曲線的な建築デザインは、ニューヨークの設計事務所コーン・ペダーセン・フォックス・アソシエイツ(KPF)が手掛けた。設計は清水建設、施工は清水建設とBangun Ciptaジョイントオペレーションが担当した。

 オフィスタワーは、高層ビルが集積するジャカルタ最大のビジネス街の中心部となる目抜き通り・スディルマン通り沿いに位置する。14-54階に整備するオフィスの総賃室面積は約8万8700㎡。サイドコア方式を採用したオープンスペースや細かな温度調整が可能な可変風量(VAV)の空調システムなどにより、多様な働き方に対応する。

 環境面では、インドネシア初となる「WELL Core Gold」の認証、シンガポール建築建設局の「Green Mark」の最高ランクであるプラチナ認証を取得する予定だ。


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