【記念シリーズ・横浜市公共建築】第77回 アメリカ山公園(建築物) | 建設通信新聞Digital

5月11日 土曜日

横浜市公共建築100年

【記念シリーズ・横浜市公共建築】第77回 アメリカ山公園(建築物)


 建物上部と隣接する丘陵地を一体的に整備するため、みなとみらい線元町・中華街駅の駅舎を増築した。一体的整備に当たっては全国で初めて立体都市公園制度を適用した。増築は2009年に完成し、公園は12年4月に全面開園した。
 2階建ての駅舎を4階建てに増築し、18mの高低差がある元町地区と山手地区を直結した。エレベーターなどの昇降施設を設置してバリアフリー化し、円滑で快適な回遊動線を確保した。
 公園面積は5520㎡。駅舎の増築部分は延べ3954㎡。増築の設計は八千代エンジニヤリング、建築施工は熊谷組・東洋建設JVが担当した。所在地は中区山手町97-1。



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