【記念シリーズ・横浜市公共建築】第86回 横浜市三殿台考古館 住居址保護棟 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

横浜市公共建築100年

【記念シリーズ・横浜市公共建築】第86回 横浜市三殿台考古館 住居址保護棟


 縄文・弥生・古墳の三時代にわたる貴重な集落跡となる三殿台遺跡の関連施設として1964年に竣工した。発掘当時の竪穴住居址が、ほぼそのままの状態で展示されており、ガラス窓越しに見学できる。
 規模はRC造平屋建て(屋根はS造)431㎡。設計は大岡實、施工は横浜市営繕課が担当した。
 三殿台遺跡は66年4月に国の史跡に指定され、67年に三殿台考古館が開館した。敷地内には、住居址保護棟のほか、展示室収蔵庫棟、事務棟、復元住居などがあり、原始・古代の生活と文化を紹介している。
 所在地は磯子区岡村4-11-22。



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