【万博ウーマンズパビリオン】ジェンダーレスな未来発信 カルティエジャパン | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【万博ウーマンズパビリオン】ジェンダーレスな未来発信 カルティエジャパン


 カルティエジャパンは、2025年大阪・関西万博に出展する「女性活躍推進館」のコンセプトや外観イメージを発表した。名称は「ウーマンズパビリオンin collaboration with Cartier」とし、女性に寄り添い、女性たちの体験や視点を通じた展示によって、公平で持続可能な未来の実現を来場者に呼び掛ける。

 ウーマンズパビリオンを出展するのは、20年ドバイ万博に続き2度目となる。デザインはドバイ万博日本館を手掛けた建築家の永山祐子氏が担当し、ウーマンズパビリオンの理念継承を目指す。また、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマとする大阪・関西万博の理念に基づく試みとして、ドバイ万博日本館のファサードを同パビリオンの外観として再利用する。日本館の解体は大林組が担当した。

 8日に開いたプレカンファレンスで、同社の宮地純プレジデント・CEOは「現代社会における女性の立場や視点、可能性に光を当てたい」とコンセプトを述べ、「ジェンダーに関わらず全ての人々が尊敬し合い、共生できる未来のビジョンを世界に発信したい」と意気込みを語った。

 このほか、岡田直樹国際博覧会担当相が「日本や世界における女性活躍の状況を国内外に発信する場として、大いに期待している」とビデオメッセージを寄せた。


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